就職サイトの面接会に参加するメリット
サーナ就職フェスタとクローバー就職フォーラムに参加し、その体験談を2回にわたって記事にしました。
私のように、職歴が物足りない方やブランクの多い方は、採用される可能性はまず無い、ということを書きました。
ですが、参加するだけ時間の無駄とは思いません。
行ってみて良かったなと思っていることもたくさんありますので、書いておこうと思います。
とりあえず面接してもらえる
私は、サーナ・DODAチャレンジ・クローバーナビに登録し、合計10社ほどの会社にエントリーし、履歴書を送りました。
ですが、書類審査を通過した企業は「1社も」ありませんでした。
私のように書類審査を通過できない人でも、本物の企業の人事の方々に、面接の時間を割いていただける。
かなり長い時間待たされてしまいますが、これだけでも十分に価値はあると思います。
また、周囲の雑音が気になるという発達障害の方も多いと思います。
私もそうなのですが、目の前の面接官との会話に集中しなければいけないのは分かっているものの、周りが気になってしまいます。
私がハローワークの合同面接会で結果を出せたのは、就職サイトの面接会にて人の多さなどを事前に体感できていたことも大きいと思っています。
支援機関などでの1対1の面接練習ではなかなか味わえない緊張感など、雰囲気だけでも体験しておくメリットは十分あると思います。
履歴書の添削などをしてもらえる
例えば、サーナ就職フェスタでは、就職相談コーナーが用意されていました。
専門の方が待機していて、就職に対する悩みの相談などに乗ってもらえる場所です。
「どういった仕事が良いのか」といった就職のスタートレベルの相談や、より深い内容の面接アドバイスなど、就職に関することなら何でも個別で相談できるようでした。
ハローワークや支援機関などに、書類の添削や就職アドバイスをしていただける人が居るかもしれませんが、こういった場所を活用し、色々な人に添削や相談してみるのも良いと思います。
支援機関の方は主に障害の面からアドバイスしてくださるのに対し、こういった就職相談コーナーの方は企業側の視点でアドバイスをくださるように感じました。
私は、企業に提出する予定の履歴書や職務経歴書に対して、初見で感じたことを言っていただきました。
「ここは冗長じゃない?」「この部分、どういう意味?」といった素直な感想をメモしておき、より伝わりやすい履歴書になったように思います。
無料で利用できますし、面接に比べて待ち時間は少なく済むかと思いますので、面接だけでなく相談コーナーも活用してみることをおすすめします。
また、私は寄らずに帰ったので良く分かりませんが、クローバー就職フォーラムでは、就労支援事業を行っているLITALICO(リタリコ)のブースもありました。
発達障害に力を入れているようですので、話を聞いたりパンフレットをもらっておけば良かったなと後悔しています。
就職に役立つパンフレットなどがもらえる
これも前述したサーナ就職フェスタの就職相談コーナーでの話ですが、机の上に「就職活動ミニガイドブック」というものが置かれていて、いただくことができました。
自己分析・自己PR編など数種類の冊子があり、中身も端的によくまとまっている、参考になるものでした。
また、参加企業のパンフレットコーナーには、会社によっては一般採用向けのものだけでなくわざわざ障害者向けに作ったものもありましたので、実際に企業が求めることの情報収集にもなると思います。
そして、サーナ就職フェスタとクローバー就職フォーラムでは、参加者はクオカードをもらえます。
私の場合、往復の交通費分くらいになったので、大変ありがたいなと思います。
引換に招待状が必要など、細かい条件はしっかり確認しておいてください。
しっかり準備して臨む
面接を実際に受け、提出書類の添削などのアドバイスをいただき、参考になりそうな資料を持って帰る。
今後の就職活動に生かすため、しっかりと準備をして当日頑張るのが良いと思います。
以前も書きましたが、就職サイトの面接会では就職にはなかなか結び付かないと思います。
ですが、この絶好の機会をしっかりと活用すれば、今後の幸せな就職に近づけるはずです。
東京と大阪以外の会場では、せいぜい年に1回しか開催されないと思います。
参加を迷っている方も、近くで行われるのならぜひ参加しておくことをお勧めします。
面接結果は気にせず、当たって砕けろ、今後に生かしてやるという精神で参加してください。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。