発達障害の私が参考になった書籍(就職活動編)

これまで私が読んだ中で、参考になった発達障害者・精神障害者向けの就職活動に関する書籍を紹介します。

とは言っても、後に紹介する石井京子さんらの本がよくまとまっていたので、そこまで多くの本は読んでいません。
以下で紹介する書籍で手応えが掴めたことで、あとは支援機関やハローワークの専門相談の活用や就職活動の実践をするだけだ、と感じたためです。

発達障害として就職するために、役に立つ本もあればイマイチな本もあります。
中には「『障害者雇用の』就職活動が知りたいのに、一般的な就活情報程度で終わっている」ような、薄っぺらい内容の本もありました。
発達障害、特にADHDやアスペルガーという障害名が世間に知られるようになり、質の低い書籍も増えていくのではないかと思います。

私の感想も書いていますので、参考になれば幸いです。

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支援機関について知るための本

私が比較的順調に障害者枠での就職活動を進めることができたのは、支援機関の存在が大きいです。

子どもの頃に発達障害と診断された方々は、支援機関に長年通い、SST(ソーシャルスキルトレーニング)を受けているのではないかと思います。
そこにて、就職についての方向性もしっかり検討されているでしょう。

私のように、大人になって発達障害などの精神障害の診断を受けた場合、障害者雇用と言っても今まで無縁だったのでどう進めていけば良いのか全く分からないはずです。

どういった支援機関があり、どのように障害者枠での就職活動を進めていくのか。
支援機関の側から見た、いくつかの就職事例が載っている本です。

この本は、比較的重度なアスペルガーの方の事例が多く出ている印象です。
高校生くらいの年齢の方を対象としている支援機関の例も多いです。
ですが、大人のADHDや軽度発達障害の方の障害者雇用でも参考になる本だと感じました。

石井京子さんらの書籍

石井京子さんら、障害者の就労支援に携わっている方々の著書です。
発達障害者の就職・就労に関する本を、現時点で8冊も出されています。

私はこのうち5冊を読みましたが、ハッキリ言って中身が重なる部分も多いです。
短期間で立て続けに出版されていることもあり、全てを読む必要は無いと思います。
本文にて「詳しくは別著書『○○』の、~ページを読んでください」というのが多くあるのですが、その内容がちょっとしたことであったりするのはとても残念です。

それでも、発達障害の方は、このシリーズの本を1冊は読んでおくことをおすすめします。

タイトルには発達障害とありますが、精神障害の方でも読む価値は十分あると思います。
説明しづらい部分に配慮を求めるのに、上手な伝え方を自分で考えるのはなかなか難しいので、そういった面の参考になるかと思います。

基本的に、発達障害の当事者向けに書かれていることもあり、文章は読みやすいです。
障害者支援に携わっている方からすれば、少し物足りない・もっと深いことが知りたいと思うのかもしれませんが、私は「知りたいと思っていた部分がしっかり載っていた」と感じました。

私が読んだ5冊について、簡単にご紹介しておきます。
今のご自身が一番気になったタイトルの本を読めば、参考になる部分が多くあるはずです。
私の感想や他の方のAmazonなどでのレビューを参考に、興味を持ったものを読んでみてください。

発達障害の人の内定ハンドブック

主に新卒の方向けに書かれている本という印象です。
基本的な就活の情報から書かれています。

自己PR文の書き方や面接のポイントなども載っていますので、就職活動のスタート時に参考になる本です。
私の場合、職務経歴書を書く際に活用しました。

発達障害の人の面接・採用マニュアル

企業の面接担当者に向けて「発達障害の方には、こういう質問や接し方をすれば良い」という内容が多いです。

「発達障害って良く知らないんだけど・・・」という面接官が多いですし、この本に載っている部分まで詳しく聞かれることは少ないかと思います。
ですが、「この質問をされたら、自分ならどう答えようか」と考えることで、自己の障害理解にとても役立ちました。

また、欲しい配慮や伝え方の例も載っていて、面接だけでなく履歴書を作る際に役立ちました。

私的には、障害者枠の就職活動で一番参考になった本です。

産業医と発達障害の人のキャリア&ライフBOOK

本のタイトルの通り、就職活動というよりは、採用が決まった人や現在働いている人が、この先どうしていけば良いのかという場合に参考になる内容です。

ですが、会社の人事担当者は、障害者雇用であっても「長く『活躍』してくれる人」を求めているはずです。
内定はゴールではなくスタートですし、先まで見据えながら就職活動をすることで、内定に近づけるようになりました。

最後に、私が読んだ、残り2冊についても簡単に紹介しておきます。

「発達障害の人が働くためのQ&A」はタイトルの通り、Q&A形式で書かれている本です。
主に就職が決まった後に役立つような内容ですが、就職活動に関するものも書かれています。

「発達障害の人のビジネススキル講座」も読みましたが、こちらはあまり参考になりませんでした。
平易に書かれたビジネスマナー本を読む方が有益だと思います。

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